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Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2013年03月29日

やまがたのうまいもの

ぶっちゃけ子供のころは山形の食べ物でおいしいと思うものはそんなになかったんです。

小学生くらいの子供なんて基本的に好むものなんて
スパゲッティやハンバーグ、カレーライスとか鶏のから揚げみたいなものでしょう。

あるいは僕が小学生くらいの頃といえば、ファストフードの全盛期ですからマクドナルドなんて毎日でも行きたいなんて思ってましたね。

両親は「あんなの食事じゃあない」なんていってそうそう連れて行ってはくれませんでしたが。

そばや漬物なんて子供には「???」で、
まあ食べてもいいけど別に「食べたい食べたい!」という感じではなかったです。

フルーツなら「サクランボよりはメロンでしょ?」
なんて思ってましたし、まあ桃やブドウはおいしいと思ったけれど、
ほかに好んで食べたものなんて記憶にありません。

それでも子供心に「これはうまい!」と思ったのは米沢牛のすきやきですね。

お肉の香りと甘みが普段食べてる牛肉とはまるで違う全く別の食べ物って感じで、
口に入れると柔らかくとろけてそれはそれは初めて米沢牛を食べた時のことは
今でも忘れられません。


それから15年後。

社会人となり、お酒の味も飲み方もそれなりに覚えて味覚もすっかり大人の味覚に変わったのでしょう。

冠婚葬祭で久しぶりに訪れたやまがた。


やまがたのそば、漬物、お酒のうまさと言ったら・・・

そば屋で「米鶴や出羽桜」をちびちびやりながら「青菜漬」とか「小ナスの浅漬け」、
「おみ漬け」なんかをつまんでおそばの茹で上がりを待つのなんてもう本当に
「ああ~」と全身から力が抜けるような気持のよさです。

そば屋で昼から酒を飲むなんて普段はなかなかやりませんが、
ウチの奥さんはお酒が全くダメなので運転は彼女に任せて
気兼ねなく米鶴が飲めるというわけです。

ああ、そういえばあれはかみのやま市郊外の「原口そば」だったかな?

そばがきに納豆が絡めてあって、醤油がちょろっと垂らしてあって。

あれは日本酒に最高にぴったりだったなあ。

あんなに日本酒にピッタリの食べ物っていまだかって出会ったことがない。

もう思い出しただけでまた原口そばに行きたくなりました。

日本酒だって出羽桜や米鶴はこっちでも飲めるけど、マイナーなのにも
うまいのがあって「一声」なんてうまかったなあ。

なんかやたらとプレミアついちゃってオチオチ酔っばらえないようなお値段の
「十四代」なんかじゃあなくてその土地の爺ちゃんが晩酌のときに飲むような
普通酒のほうがやまがたのうまいものには合うと思うんですよね。


  


Posted by らぶやまがた at 20:51Comments(0)